秋鰹(あきかつお/あきかつを) 三秋
【子季語】
戻り鰹
【解説】
ただ「鰹」と言えば夏の季語だが、秋の鰹は脂が乗ってひと際美味なことから「秋鰹」と言う。鰹は春、黒潮に乗り南の海から北上し、初夏には関東近海に来る。これを「初鰹」。そしてそのまま北上し、秋には海水温の低下に伴い南下して三陸沖に群がる。これを「戻り鰹」と言う。店では「トロ鰹」と称して売られるほど脂が乗っている。
【例句】
はねるほど哀れなりけり秋鰹
才麿「椎の葉」
【子季語】
戻り鰹
【解説】
ただ「鰹」と言えば夏の季語だが、秋の鰹は脂が乗ってひと際美味なことから「秋鰹」と言う。鰹は春、黒潮に乗り南の海から北上し、初夏には関東近海に来る。これを「初鰹」。そしてそのまま北上し、秋には海水温の低下に伴い南下して三陸沖に群がる。これを「戻り鰹」と言う。店では「トロ鰹」と称して売られるほど脂が乗っている。
【例句】
はねるほど哀れなりけり秋鰹
才麿「椎の葉」