夏の朝(なつのあさ) 三夏
【解説】
夏は夜明けが早い。朝のひとときはまことに清涼で気持ちがよい。冬の早起きは辛いし、春は暁を覚えず朝寝をむさぼる。秋は夜長を過ごし寝たい。しかし夏はだれもが早起きしたくなる。暑さがひどくなる前に充実した時間を過ごそうというもの。
【例句】
夏酔や暁ごとの柄杓水
其角「五元集拾遺」
人音のやむ時夏の夜明哉
蓼太「蓼太句集」
段々に夏の夜明けや人の貌
一茶「文化句帖」
【解説】
夏は夜明けが早い。朝のひとときはまことに清涼で気持ちがよい。冬の早起きは辛いし、春は暁を覚えず朝寝をむさぼる。秋は夜長を過ごし寝たい。しかし夏はだれもが早起きしたくなる。暑さがひどくなる前に充実した時間を過ごそうというもの。
【例句】
夏酔や暁ごとの柄杓水
其角「五元集拾遺」
人音のやむ時夏の夜明哉
蓼太「蓼太句集」
段々に夏の夜明けや人の貌
一茶「文化句帖」