摩耶詣(まやもうで/まやまうで) 仲春
【子季語】
摩耶参/摩耶昆布
【解説】
神戸市儺区の摩耶山利天上寺へ陰暦二月初午の日に参詣すること。「摩耶」の語音が「馬」に通じるためか、昔は近在の農家が馬を曳いて参った。現代は、三月春分の日、糸に通した昆布が土 産に売られ、これを摩耶昆布という。
【例句】
摩耶詣で筒の賽米鳴らしけり
吉田冬葉「青嵐」
【子季語】
摩耶参/摩耶昆布
【解説】
神戸市儺区の摩耶山利天上寺へ陰暦二月初午の日に参詣すること。「摩耶」の語音が「馬」に通じるためか、昔は近在の農家が馬を曳いて参った。現代は、三月春分の日、糸に通した昆布が土 産に売られ、これを摩耶昆布という。
【例句】
摩耶詣で筒の賽米鳴らしけり
吉田冬葉「青嵐」