↓
 

季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

投稿ナビゲーション

← 古い投稿
新しい投稿 →

吾亦紅(われもこう、われもかう)仲秋

季語と歳時記


【子季語】
吾木香、我毛香、地楡
【解説】
バラ科の多年草。山野に自生する。九月ころ茎の上部が枝分かれし、その先に小さな暗紅色の楕円球の花をつける。「吾木香すすきかるかや秋草のさびしききはみ君におくらむ若山牧水」と歌われるように、さびしい花である。
【科学的見解】
吾亦紅(ワレモコウ)は、北海道から九州の日当たりの良い草原に生育する多年草である。葉には、あらい歯牙があり、葉を揉むとスイカのような香りがする。花は、花弁がないため地味であるが、ススキ草原の緑の中では映える色をしている。(藤吉正明記)

哀れにてやさし竃馬吾木香
信徳「庵桜」

しやんとして千種の中や吾亦紅
路通「翁草」

浅間越す人より高し吾亦紅
前田普羅「春寒浅間山」

折とつて珠のゆれあふ吾亦紅
高橋淡路女「梶の葉」

賀状書く(がじょうかく、がじやうかく)暮

季語と歳時記

【解説】
年末になると、親しい人やお世話になった人達に年賀状を書く。単に賀状では新年の季語となる。

夏炉(なつろ)三夏

季語と歳時記

【子季語】
夏の炉、夏火鉢
【解説】
単に炉では冬の季語。夏であっても北国や標高の高い地域などで は炉を焚くことがあり、冬とは異なる趣がある。
【例句】
ふるさとへ来てうつしみの夏炉擁
す臼田亜浪「定本亜浪句集」

木曽人は雨寒しとて夏炉焚く
松本たかし「鷹」

旅衣濡れしをあぶる夏炉あり
松本たかし「ホトトギス雑詠選集」

ががんぼ 三夏

季語と歳時記

gaganbo【子季語】
蚊蜻蛉、かがんぼ、蚊の姥
【解説】
漢字で大蚊と書くだけはあり、形は蚊によく似ている。ただし血は吸わず、蚊よりもはるかに大きい。長い脚を持ち、ゆらりゆら りと飛ぶ。
【例句】
ががんぼのかなしかなしと夜の障子
本田あふひ「ホトトギス雑詠選集」

ががんぼに熱の手をのべ埒もなし
石橋秀野「櫻濃く」

おでん 三冬

季語と歳時記


【子季語】
関東炊、関東煮、おでん屋、煮込みおでん、おでん鍋、おでん酒
【解説】
もともとは田楽の略である。関東炊きといわれるように、関東が本場である。醤油 砂糖 だしで、大根、玉子、はんぺん、ちくわなどを煮込んだ食べ物である。
【例句】
おでん食ふよ轟くガード頭の上
篠原鳳作「現代俳句」

硝子戸におでんの湯気の消えてゆく
高浜虚子「六百句」

百代の過客の一人おでん酒
長谷川櫂「虚空」

天道虫(てんとうむし、てんたうむし)三夏

季語と歳時記

tentoumusi【子季語】
瓢虫、てんとむし、ひさごむし
【解説】
半球形で背中に斑点がある虫。赤や黄など多種であるが、背中に七個の黒紋を持つナナホシテントウがよく知られている。
【例句】
老松の下に天道虫と在り
川端茅舎「定本川端茅舎句集」

夏の蝶(なつのちょう、なつのてふ)三夏

季語と歳時記

【子季語】
夏蝶、梅雨の蝶、斑蝶、蛇目蝶
【解説】
夏に見かける蝶のこと。アゲハチョウなどが多い。単に蝶では春の季語となる。
【例句】
あをはかや夏とぶ蝶の物がなし
麦水「葛箒」

まことちさき花の草にも夏の蝶
原石鼎「原石鼎全句集」

杉の間を音ある如く夏の蝶
星野立子「鎌倉」

初句会(はつくかい、はつくくわい)新年

季語と歳時記

【子季語】
新年句会、句会始、初運座、初披講、運座始、初懐紙
【解説】
新年になって最初の句会。一月の例会が初句会となる場合が多い。 年を新たにし、いつもより新鮮な気持ちで句座に望む。師や句友と今年の意気込みを語りあったりいつもとは違った雰囲気がある。
【例句】
松とれし町の雨来て初句会
杉田久女「杉田久女句集」

小人数の親しき仲の初句会
松本たかし「松本たかし句集」

仕事始(しごとはじめ)新年

季語と歳時記

【子季語】
事務始、初仕事、初事務
【解説】
新年になって初めて仕事にとりかかることであるが、もともとは仕事を始める式を行うことであった。かつてはたずさわる職業によって仕事始めの日は決まっていて、おおむね二日は仕事に取り掛かれるように準備をする程度にとどめ、十一日に正式の儀式をするようであった。昔の農家の仕事始めは、二日と決まっていて、朝早く起き、朝飯までの間に、藁仕事や裁縫など、それぞれの分野の仕事を形式的に行った。

運動会(うんどうかい、うんどうくわい)三秋

季語と歳時記

【子季語】
秋季大運動会、体育祭
【解説】
一般的には会社や学校の運動会は秋に行う事が多い。澄んだ空気の下、競技に励む姿を観るのは実に気持ちが良い。またお昼に家族と共にお弁当を食べたりするなど、家族のイベントでもある。

投稿ナビゲーション

← 古い投稿
新しい投稿 →

お知らせ:第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」

4月12日(日)、第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」(大会実行委員会主催)が大岡信の出身地・静岡県三島市で開かれます。村松二本さん(「椎」主宰)の講演のほか、俳句会、事前投句の入選発表があります。

【大会日程】
日時:4月12日(日)午後1時ー4時
会場:三島市民文化会館(三島駅南口、徒歩5分)
参加費:2000円
参加申し込み:大会サイトから申し込んでください。

1)句会:5句、選者=長谷川櫂、村松二本
2)講演:村松二本「信と楸邨」
3)事前投句の入選発表、選者=長谷川櫂、村松二本

【事前投句の募集】

題:大岡信、春
投句:1人2句まで。無料。
締め切り:3月25日(日)必着。郵便はがき、または大会サイトへお送りください。

送り先:〒437ー0064 静岡県袋井市川井1252の6、野村久
参加申し込み、事前投句はこちらから

ことば検索


ヒット項目が多くなりすぎる季語です。下の文字を直接、クリックしてください。

春、梅、桜、花、夏、祭、秋、月、冬、雪、初春

 きごさいBASEへ


季節文化を発信

NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会)は、ネット歳時記「きごさい」を中心に季節文化を発信する仕事をしています。その活動はボランティアのみなさんの力で運営されています。賛同される方はご参加ください。

きごさいの仕事

  • インターネット歳時記「きごさい歳時記」
  • 山桜100万本植樹計画
  • 「きごさい」の発行
  • きごさい全国小中学生俳句大会
    • これまでの受賞句
  • 恋の俳句大賞【投句する】
    • これまでの受賞句

メニュー

  • top
  • デジタル句集
  • お問合せ
  • 管理

リンク

  • きごさいBASE
  • カフェきごさい
©2026 - 季語と歳時記
↑