【解説】
蕎麦粉を熱湯で溶き、砂糖を加えて飲む。体が温まる。ただ現在は、蕎麦の茹で汁を指すことが多い。つけ蕎麦の残り汁に混ぜたり、焼酎割りで飲む。ちなみに「蕎麦掻」「蕎麦刈」なども冬の季語。「新蕎麦」は秋の季語。
【例句】
新蕎麦の跡や蕎麦湯の温り
許六「公平日記」
我のみの柴折くべるそば湯かな
蕪村「蕪村句集」
赤椀に竜も出さうなそば湯かな
一茶「七番日記」
姉と居れば母のするよな蕎麦湯かな
大須賀乙字「乙字句集」
寝ねがての蕎麦湯かくなる庵主かな
杉田久女「杉田久女句集」
【解説】
蕎麦粉を熱湯で溶き、砂糖を加えて飲む。体が温まる。ただ現在は、蕎麦の茹で汁を指すことが多い。つけ蕎麦の残り汁に混ぜたり、焼酎割りで飲む。ちなみに「蕎麦掻」「蕎麦刈」なども冬の季語。「新蕎麦」は秋の季語。
【例句】
新蕎麦の跡や蕎麦湯の温り
許六「公平日記」
我のみの柴折くべるそば湯かな
蕪村「蕪村句集」
赤椀に竜も出さうなそば湯かな
一茶「七番日記」
姉と居れば母のするよな蕎麦湯かな
大須賀乙字「乙字句集」
寝ねがての蕎麦湯かくなる庵主かな
杉田久女「杉田久女句集」
【子季語】
耳掛、イヤーマフ
【解説】
耳を凍傷から守るため、北国などで用いる耳専用の防寒具。毛皮や毛糸で作られ、耳をすっぽり覆う。最近はスキー場などで頭や頬も一緒に覆えるフルフェイス様のものもある。
【子季語】
冬衣、冬物
【解説】
冬場に着る物の総称。「冬服」などに比べるとやや古風な響きがあり主に和服を指す。戦後、和服が徐々に廃れ、洋服が主流になる中で、「どてら」「股引」などとともに冬着もあまり使われなくなった。「セーター」「コート」「ジャンパー」などが主流になっている。
【子季語】
鮎刺、鮎鷹
【解説】
カモメ科アジサシ亜科に属する海鳥の総称。暖熱帯域に主に分布するが、南極圏にすむものも。飛翔力の強い長い翼、切れ込んだ尾、先細の嘴を持ち、地上や海面に降りることはめったにない。上空から海面近くの魚を狙い、急降下して刺すようにすばやく捕らえる。これが名前の由来。
【科学的見解】
アジサシ類は、カモメ科の鳥類で、日本では約二十種が知られている。そのうち日本で繁殖しているのは八種で、多くは南西諸島の島嶼で営巣をしている。九州以北で繁殖しているのは、コアジサシとアジサシである。アジサシは、主に旅鳥として海岸や河口に渡来し、コアジサシの繁殖地に交じって、営巣する場合があるとのことである。コアジサシは、夏鳥として日本に渡来し、本州以南で繁殖する。営巣場所は、海岸や河口付近の中州などの砂礫地を利用する。本種は、河口付近で小魚等を捕食し、二個体から三個体の雛を育てる。(藤吉正明記)
【子季語】
鎌風
【解説】
外気で皮膚が鋭い刃物で切ったように傷つく現象。昔は鼬や風神の仕業とされた。原因は、気象条件で空気中に真空に近い状態ができ、体内外の気圧差で傷つくというが、はっきりしない。東北や信越など北国に多く見られ、地域によっては七不思議の一つにも数えられる。
【子季語】
寒雁
【解説】
秋にシベリア方面から越冬のため渡って来た雁は湖沼や冬田などで群れで過ごす。「寒雁」ともいい、春に北帰するまで、寒々とした冬景色のなかで目にする機会は多い。 ちなみに「雁」「雁渡る」は秋の、「帰雁」は春の季語となる。
【例句】
伊勢の田の芥に下りて冬の雁
河東碧梧桐「続春夏秋冬」
寒雁の声岬風に消えにけり
大須賀乙字「炬火」
磯巌にまた日かげりぬ冬の雁
原石鼎「花影」
【子季語】
波の華、潮花
【解説】
岩礁に冬の高波が押し寄せ、砕け散る時にできる白い泡を花にたとえた。奥能登の海岸が有名で、大陸からの冷たく激しい季節風にもまれた黒い海に咲く白い花は美しい。