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季語と歳時記

きごさい歳時記

月別アーカイブ: 8月 2011

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雁木(がんぎ)晩冬

季語と歳時記

【子季語】
がぎした、雁木市
【解説】
雪の多い地方で見かける通路の上に張り出した雪除けの軒である。雪や雨の日でも傘をささずに歩ける。ときにそこでは、市も開かれる。雪国に住む人の生活の知恵である。

目貼(めばり)初冬

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【子季語】
隙間張る、隙間張
【解説】
板戸や障子戸から雪や風が吹き込むのを防ぐため、綿をつめた紙やテープを戸の隙間に張ること。近頃では、サッシの家が多くなり、目貼はあまり見られなくなった。

磯菜摘(いそなつみ)三春

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【解説】
磯の岩などにつく食用の海藻を摘みとること。海が暖かくなってからの女たちの作業である。ときに高波に見舞われたりする。楽な作業ではない。
【例句】
防人の妻恋ふ歌や磯菜摘む
杉田久女「杉田久女句集」

浅漬(あさづけ)初冬

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【子季語】
べつたらづけ
【解説】
十一月頃、軽く生干しにした大根をぬか又はこうじに漬ける。一週間ほどで水が上り食すことができる。パリパリと歯切れがよく、初冬のみずみずしい味覚である。
【例句】
浅漬の歯に透通る男かな
蓼太「発句題叢」

石狩鍋(いしかりなべ)三冬

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【子季語】
鮭鍋
【解説】
北海道石狩地方の郷土料理。石狩川で採れる鮭を、頭からぶつ切りにして大根、白菜、葱、豆腐、こんにゃくなどと一緒に煮る。味噌仕立てで、野趣にとみ滋養のある鍋物である。

薬掘る(くすりほる)仲秋

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【子季語】
薬採る、薬草掘る
【解説】
山野に自生する薬草(茜、竜胆、苦参、千振など)を掘って採取して薬用とすること。葛の根は葛根湯や葛湯として今も重宝されている。
【例句】
薬掘りけふは蛇骨を得たるかな
蕪村「夜半叟句集」

薬掘蝮を提げてもどりけり
太砥「太祇句選」

山深く薬を掘りに行きしといふ
佐藤紅緑「花紅柳緑」

干菜汁(ほしなじる)三冬

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【解説】
干した大根や蕪の葉を茹で戻して、味噌汁の実にしたもの。豆腐 や油揚げなどといっしょに煮る。雪国にとって、昔は大切な越冬惣菜の一つでもあった。

白玉(しらたま)三夏

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【子季語】
氷白玉、白玉ぜんざい
【解説】
白玉粉を水で捏ねて団子状にし、茹でて冷水や冷蔵庫で冷やし、甘味を添えて食す。ガラスの器に盛れば、見た目も涼やかである。江戸時代には白玉入りの井戸水を真鍮製のお椀で出す冷や水売りが人々の人気を集めていた。 
【例句】
姉妹白玉つくるほどになりぬ
渡辺水巴「水巴句集」

煮えたぎる湯に白玉の遊ぶかな
長谷川櫂「新年」

天牛(かみきり)晩夏

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【子季語】
髪切虫、桑天牛、ごまだら天牛、白条天牛、虎斑天牛、瑠璃星天牛
【解説】
カミキリムシ科の甲虫の総称。三、四センチの長楕円の体で体長より長い触角を持つ。髪の毛をかみ切るほどの鋭い歯を持つのが名前の由来である。桑やいちじくなどの害虫である。

西鶴忌(さいかくき)仲秋

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【解説】
浮世草子・人形浄瑠璃作家、井原西鶴(一六四ニ~一六九三)の忌日。陰暦八月十日没。住吉神社において、一昼夜で二万三千句を詠じたことは有名である。代表作に「好色一代男」「好色五人女」など。

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