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『高橋順子自筆句集五十句』

きごさいBASE 投稿日:2016年8月1日 作成者: dvx223272016年8月1日

IMG_2305詩人、高橋順子さんの『自筆句集五十句』(沖積舎)が出版されました。高橋さんは現代を代表する詩人ですが、俳人でもあります。この句集には夫の故人車谷長吉さんと詠んだ句(また、を詠んだ句)を含め、毛筆の五十句が収めてあります。

駄目な人だめな女と金魚玉  順子

*

高橋順子さんには、きごさい主催「第8回きごさい講座+句会」の講師をお願いしております。

日 時: 10月2日(日)13:30~16:30(13:10開場)
会 場: 神奈川近代文学館 中会議室
講 座: タイトル:未定 (講師=高橋順子 詩人)
句 会: 当季雑詠5句(選者=高橋順子、長谷川櫂)

植物の季語193項目に科学的見解を追加

きごさいBASE 投稿日:2016年7月20日 作成者: dvx223272016年7月20日

 下記の植物の季語193項目に、東海大学の藤吉正明先生による科学的見解を追加しました。前回(2015/8/19)分と合わせて330項目になります。読み物としても興味深いので、ぜひご覧になってください。右サイドの「季語検索」から検索してください。

ひょうたんぐさ/いぬのふぐり/おおいぬのふぐり/伊予蜜柑/牡蒿(おとこよもぎ)/搗布/芥菜/クレソン/黒布/三宝柑/シクラメン/春菊/沈丁花/香菫/ネーブル/八朔柑/春椎茸/へご/防風/海松/はこべら/はくべら/うしはこべ/あさしらげ/みきくさ/ミモザ/虎杖/木五倍子の花/薇(ぜんまい)/たらの芽/韮/蒜(にんにく)/野蒜/榛の花/蘖(ひこばえ)/一人静/三椏の花/若紫/分葱/薊/明日葉/アスパラガス/馬酔木の花(あせびのはな)/杏の花/錨草/蚊母樹の花/いすのきのはな/独活/垣通/榧の花/狐薊/熊谷草/さるとりの花/猩々袴/松露/スイートピー/杉の花/紫荊(はなずおう) /花水木/浜大根の花/ヒヤシンス/二人静/松の花/蝮蛇草(まむしぐさ)/まるめろの花/むしかりの花/山桜/藜(あかざ)/アベリア/臼の実/苧(カラムシ)/金魚藻/忍/蓼/時計草/パパイヤ/柾の花(まさきのはな)/ユーカリの木/アカシアの花/榎の花/風車の花/雁皮の花/木苺(きいちご)/胡桃の花(くるみのはな)/紫蘭(しらん)/高砂草/桷の花(ずみのはな)/栃の花/錦木の花/庭石菖/バナナ/ひとつばたご/マロニエの花/水木の花/黐の花(もちのはな)/ゆりの木の花/えごの花/擬宝珠(ぎぼうし)/栗の花/さいかちの花/河骨(こうほね、かうほね)/小判草/すぐりの実/李(すもも)/蝉茸/虫取撫子/山牛蒡の花(やまごぼうのはな)/青柚(あおゆ、あをゆ)/アカンサス/麻/虎杖の花/犬枇杷/ウルップ草/おなもみ/萱草の花(かんぞうのはな)/昆布(こんぶ)/こばいけい草/珊瑚樹の花/朝鮮朝顔/ちんぐるま/パイナップル/はまなす/浜木綿の花(はまゆうのはな)/蛍草(ほたるそう)/山法師の花/棉の花(わたのはな)/秋の七草/尾花/オクラ/自然薯/糸瓜/初茸/木天蓼(またたび)/藪虱(やぶじらみ)/薯蕷(ながいも)/男郎花/貝細工草/山椒の実/麝香草/せんきゆうの花/蓖麻(とうごま)/ぬめり草/鳩麦/富士薊/鬼灯(ほおずき)/藪枯/藪蘭/藜の実/あかざのみ/通草(あけび)/車前(おおばこ、おほばこ)/思草/おもいぐさ/菊芋/小鮒草/千振/釣船草/野葡萄/稗(ひえ)/紅茸/木瓜の実(ぼけのみ)/めなもみ/山葡萄/吾亦紅/一位の実/岩茸/万年青の実(おもとのみ)/オリーブの実/がまずみの実/けんぽなし/珊瑚樹/占地/酢橘/橡の実(とちのみ)/楢の実/錦木(にしきぎ)/隼人瓜/菱の実(ひしのみ)/鵯上戸/藤の実/朴の実/無患子/辣韮の花/落花生/榎茸/カトレア/セロリ/滑子/冬蔦/寒葵/石蕗の花(つわのはな/冬葵/八手の花(やつでのはな)/クリスマスローズ/蝦蛄葉仙人掌(しゃこばさぼてん)/ポインセチア/葉牡丹/臘梅(ろうばい/御行/榧(かや)/野老(ところ)/仏の座(ほとけのざ)

【引用及び参考文献】

岩槻邦男 他 1997 朝日百科 植物の世界 全15巻 朝日新聞社
佐竹義輔・原寛・亘理俊次・冨成忠夫 1999 日本の野生植物 木本Ⅰ・Ⅱ 新装改訂版 平凡社
佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎・亘理俊次・冨成忠夫 1999 日本の野生植物 草本Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 新装改訂版 平凡社
岩槻邦男 1999 日本の野生植物 シダ 新装改訂版 平凡社
八巻孝夫 2003 食材図典 生鮮食材編 小学館
鈴木基夫・横井政人 1998 山渓カラー名鑑 園芸植物 山と渓谷社
本郷次雄 1994 山渓フィールドブックス きのこ 山と渓谷社
高橋勝雄 2002 山渓名前図鑑 野草の名前 春 山と渓谷社
高橋勝雄 2003 山渓名前図鑑 野草の名前 夏・秋冬 山と渓谷社
清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七 2001 日本帰化植物写真図鑑 全国農村教育協会
瀬川宗吉 1977 原色日本海藻図鑑 保育社
吉村庸 1974 原色日本地衣植物図鑑 保育社
清水建美 2001 図説 植物用語事典 八坂書房
新村 出 1998 広辞苑 第五版 岩波書店
牧野 富太郎 2000 新訂 牧野 新日本植物図鑑 北隆館
邑田 仁 2014 APG牧野植物図鑑Ⅰ 北隆館
邑田 仁 2015 APG牧野植物図鑑Ⅱ 北隆館

7月の「きごさい講座+」のテーマは「家族で楽しむ俳句 」!

きごさいBASE 投稿日:2016年6月4日 作成者: dvx223272025年9月28日

第7回きごさい講座+句会
日 時: 2016年7月3日(日)13:30~16:30(13:10開場)
13:30~14:30 講座 
14:45     投句締切(当季雑詠5句)
14:45~16:30 句会

会 場: 神奈川近代文学館(港の見える丘公園) 中会議室
〒231-0862 横浜市中区山手町110 TEL045-622-6666
みなとみらい線「元町・中華街駅」下車、6番出口から徒歩10分
http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/

演 題 :  家族で楽しむ俳句  感性豊かな子どもを育む俳句 ~三つの扉~
 日本は四季の国です。古来、人々は四季の変化の中で暮らしの営みを紡ぎ、また四季折々の自然に触れて生活を豊かにしてきました。
 しかし残念ながら、暮らしが便利になるのに伴って、季節感は、自然は少しずつ遠のいているように感じます。
 俳句を始めると、ぐんと自然が近づいてきます。四季の変化に敏感になります。美しい光景に心を動かしたり、地域の文化に関心を持ったりするようになります。
 学校や家庭で子ども達が俳句を楽しむことは、自然や文化の再発見の糸口となるように思います。それは言いかえれば、子ども達に豊かな感性を育み、自分の身の周りの物事や人々を大切にする心を育てることです。

講 師:  山本新(やまもとあらた)
東京都公立小学校教員。現在5年生担任
学校での俳句の指導法を学びあう「日本学校俳句研究会」(代表:小山正見)幹事長
俳誌「梓」会員

句 会:  当季雑詠5句 (選者=山本新、長谷川櫂)

参加費: きごさい正会員1,000円、非会員2,000円
できれば、電話、ファクシミリ、またはきごさいホームページの申し込み欄からお申し込みください。もちろん申し込みなしでの当日参加もできます。きごさい事務局  TEL&FAX 0256-64-8333  

*****************
次回の予定  第8回きごさい講座+句会
日 時: 10月2日(日)13:30~16:30(13:10開場)
会 場: 神奈川近代文学館 中会議室
講 座: タイトル:未定 (講師=高橋順子 詩人)
句 会: 当季雑詠5句(選者=高橋順子、長谷川櫂)

ハウステンボスにて「薔薇の詩碑」21本を設置と「恋の俳句大賞」表彰式を実施

きごさいBASE 投稿日:2016年5月19日 作成者: dvx223272016年5月19日

baranoibento5月10日、長崎県佐世保市のハウステンボス(以下HTB)のアートガーデンで、季語と歳時記の会(以下、季語歳)が21の「薔薇の詩碑」を設置するセレモニーが行われた。過去3年、HTB内に山桜の植樹を行ってきたが、新たな企画としてばら祭り開催中のアートガーデンに、古今東西の「薔薇の詩歌」を選び、詩碑を設置することを季語歳からHTBに提案して、実現した。
薔薇の多くの種類を集めて大人気のHTBの薔薇の園に、薔薇の詩碑を立てる。うつくしい薔薇を鑑賞しながら、薔薇の詩歌を読んで、さらに深く薔薇の花を感じる!という試みである。
午前10時より、セレモニーは開始された。前例のない企画にもかかわらず、いつもより、メディアの取材者の数が多い。ひと月前の熊本地震の影響が心配される九州の観光の活性化に微力ながら力になれることを願う。長谷川櫂代表が、季語歳の季節文化の発信と薔薇の詩碑の意義について語り、HTBの高木潔専務が、詩歌と薔薇の相乗効果で薔薇園の価値が高まる、とお礼の挨拶をされた。さらに、朝長緑化建設の山下武夫氏が「私は文学の素養はないが、いただいた詩碑のリストを読み込んで、それぞれの詩碑の最もふさわしい場所を探して、設置する努力をした」とスピーチをして、拍手をあびた。
次にHTB歌劇団の椿れいらさんが、公演中の王女の衣装で登場。よく通る声で、感情豊かに薔薇の詩歌を次々に朗読して、会場を盛り上げた。「薔薇の詩歌を声に出して読むと、さらに薔薇のイメージが広がります」と長谷川代表が、コメント。白秋の詩碑を、季語歳代表とHTB専務が設置する儀式を行い、フラッシュを浴びてセレモニーは終了した。
 引き続き、季語歳「恋の俳句大賞」の選者の趙英順さんが舞台に立ち、恋の俳句大賞の目的と選考について語った後、第四回の大賞受賞者の篠原隆子さんに、表彰状を授与した。第三回、第四回の大賞句のプレートは前年に引き続き園内に建てられた。

第三回大賞 初恋の真つ只中や扇風機   森 篤史
第四回大賞 君を知りきのふの恋を卒業す 篠原隆子

HTBの見学ツアーと薔薇の句会
HTBのスタッフの方が、薔薇の園をはじめとして、園内を効率よく案内をしてくださった。宮殿の美術館では、ボタニカル・アートの展示が行われていて、シーボルトの『日本植物誌』(フローラ・ヤポニカ)の本物やマリー・アントワネットやジョセフィーヌに仕えた薔薇の画家・ルドーウテの作品、さらに「フローラの神殿」などの有名作品多数、ナポレオンのエジプト遠征にも、プラントハンターが同行し、前述のルドウ―テなどが同行していたこともその展示で知った。
宿泊は話題のロボットホテル「変なホテル」、地産地消の健康レストラン「AURA」、光の滝など、HTBのこの一年間に進化した施設を視察、体験した。
午後1時からは、窓から薔薇園を一望できる部屋で、薔薇の句会を開催。地元長崎と福岡から参加された方々も加わり、五句出し五句選を二座行った。(報告:西川遊歩)

薔薇の句会  長谷川櫂選

【一座目】
特選
風に触れ雨に触れては薔薇錆びる    栄順
大輪の観覧車回る薔薇の空       遊歩
蔓ばらの花咲き上れ黒き雲       光枝

入選
雨粒の琳琅として薔薇の空       隆子
時祷書に咲くや黄金の薔薇の花     隆子
万の薔薇咲き廻りゆく地球かな     真知子
ほのぼのと汀女の句碑や薔薇の中    遊歩
一の字に薔薇を咥へて踊り出し     隆子
なつかしき人となりたる桜かな     栄順
いにしへの薔薇と呼ばれて香り立つ   隆子
薔薇の雨に冷えてやホットチョコレート 光枝
カラフルな雨傘の列薔薇の径      遊歩

【二座目】
特選
この夜の薔薇の奈落に眠りけり     光枝

入選
恵那峡の鮎に始まる旅となり      弘美
薔薇の雨薔薇の肥やしの積み置かれ   遊歩
トラックの荷台にあふれ薔薇の花    光枝
一輪の薔薇滴りて詩となりき      栄順

ハウステンボスで《薔薇のイベント》を開催します

きごさいBASE 投稿日:2016年4月28日 作成者: dvx223272016年4月28日

5月10日(火)、長崎県のハウステンボスにおいて薔薇のイベントを実施致します。季語と歳時記の会が選んだ薔薇の詩碑21本と恋の俳句大賞作品2句のプレートを設置。同日、長谷川櫂代表の選による「薔薇の句会」を行います。句会参加の方は時間までに会場へお集まりください。

【恋の俳句大賞作品】
初恋の真つ只中や扇風機     森 篤史(第3回)
君を知りきのふの恋を卒業す   篠原隆子(第4回)

5月10日(火)
10:00-10:30 薔薇の詩碑&恋の俳句大賞作品プレート設置セレモニー
13:00-15:00 薔薇の句会

【会場】ハウステンボス内「タワーシティ」3階、第6会議室(ドムトールン下)
(塔の3Fへエスカレーターで上がる)
【出句】第一座 5句出句 第二座 3句出句 (予定)
・句会費は無料ですが、ハウステンボスの入場券は各自お支払いください。

東京江東区で山桜植樹記念祭が行われました

きごさいBASE 投稿日:2016年4月15日 作成者: dvx223272016年4月15日

CIMG2643CIMG2653 日本のあちらこちらで桜開花の声が聞こえる3月27日、江東区長、江東区芭蕉記念館館長列席のもと、山桜植樹記念祭がとり行われました。江東区役所の正面の人通りが多い絶好の場所に山桜三本を植樹、芭蕉の句「さまざまのこと思ひ出す櫻哉」のプレートが設置されました。桜の前には祭壇が設けられ深川の富岡八幡宮宮司さんによりうやうやしく祝詞が唱えられました。今回の植樹会の実行委員長であり、長年江東区を中心に学校俳句教育に力を注いできた小山正見「季語と歳時記の会」副代表により「芭蕉ゆかりの地、俳句の町江東区に芭蕉が愛でた山桜を植樹することはたいへん意味があること」と挨拶がありました。
 記念イベントでは新作狂言「転生」が演じられ、長谷川櫂代表による「芭蕉と江東区」と題した講演が行われました。「芭蕉が心の世界を詠んだ「古池」の句が生まれたのは江東区(深川)、芭蕉が江東区に住まなければ、今我々が知っている芭蕉は誕生しなかった」。
 植樹した若木は来年にも花を付ける可能性があるとのこと。三本並んで咲いている山桜が目に浮かびます。(報告:飛岡光枝)

「歳時記学」第8号が完成しました

きごさいBASE 投稿日:2016年4月1日 作成者: dvx223272016年4月1日

saijikigaku08今号では「宇宙性俳句」を特集しました。蛇笏賞俳人で「虫の夜の星空に浮く地球かな」などの代表句を持つ、哲学者・浄土真宗僧侶でもある大峯あきらさんと、代表句「水の地球すこしはなれて春の月」を収めた句集『静かな水』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した俳人の正木ゆう子さんに、俳句の宇宙性とは何かについて論じていただきました。また編集部では江戸から現代までの俳諧・俳句の中から「宇宙性百句」を選び、俳句の宇宙性について論じ合い、「誌上座談会」として載せました。どうぞご覧ください。
 購読を希望される方は、右サイドの「きごさいショップ」からお申し込みください。価格は1500円(税込み、送料なし)。(藤)

4月の「きごさい講座+」はシーボルトがテーマ !

きごさいBASE 投稿日:2016年3月22日 作成者: dvx223272025年9月28日

第6回きごさい講座+句会
日 時: 2016年4月17日(日)13:30~16:30(13:10開場)
13:30~14:30 講座 
14:45     投句締切(当季雑詠5句)
14:45~16:30 句会

会 場: 神奈川近代文学館(港の見える丘公園) 中会議室
〒231-0862 横浜市中区山手町110 TEL045-622-6666
みなとみらい線「元町・中華街駅」下車、6番出口から徒歩10分
http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/

演 題 :  シーボルトと日本の植物に魅せられた人たち ― プラントハンターの旅 ―
 出島の商館付医として長崎に着任したシーボルトは、鳴滝塾を開き、医師として多くの優れた弟子を育てました。しかし、シーボルトの日本滞在における仕事で、熱心に力を注いだのは、日本の植物収集(プラントハンティング)でした。最も有名なシーボルト縁の花は、妻のお滝の名が残るアジサイですが、他にも多くの植物を採集、図鑑まで発刊しています。彼の活動のすべてが、当時のヨーロッパへの日本紹介に大きな貢献をしました。シーボルトのドラマティックな旅を紹介する共に、その後、日本にやってきた各国のプラントハンターたちの冒険の旅についても触れたいと思います。人と花と旅についての興味深いトークの一時間です。
阿蘭陀も花に来にけり鞍に花 芭蕉
芭蕉の揚句もキーワードとして登場します。講座後の句会の題材に頭をめぐらしながら、お聞きください。

講 師:  西川遊歩(にしかわゆうほ)
海外ガイドブック『地球の歩き方』の創刊メンバーのひとり。編集長、代表を経て、現在は、トラベル・ジャーナリスト。海外旅行市場の動向やデスティネーション開発に関心をもつ。「季語と歳時記の会」副代表、大岡信研究会会長(西川敏晴名)、トラベル懇話会会員、各国観光局のアドバイザーなど。
*ちょっと宣伝=岩波書店が、戦後70年の記念出版として『ひとびとの精神史』(全9巻)を発刊中。このシリーズは、市井の人々が暮らしを通じて約100人の有名、無名の人物を通じて描く戦後の歩み。2月下旬に発売された「第7巻 終焉する昭和・1980年代」に、国際化とナショナリズムの章に宮崎駿氏と並んで「地球の歩き方創刊メンバー」が選ばれ、日本型海外旅行の精神をテーマに論評されています。

句 会:  当季雑詠5句 (選者=西川遊歩、長谷川櫂)

参加費: きごさい正会員1,000円、非会員2,000円
できれば、電話、ファクシミリ、またはきごさいホームページの申し込み欄からお申し込みください。もちろん申し込みなしでの当日参加もできます。きごさい事務局  TEL&FAX 0256-64-8333  

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次回の予定  第7回きごさい講座+句会
日 時: 7月3日(日)13:30~16:30(13:10開場)
会 場: 神奈川近代文学館 中会議室
講 座: 家族で楽しむ俳句 ~七つの扉~ (講師=山本新、日本学校俳句研究会幹事長)
句 会: 当季雑詠5句(選者=山本新、長谷川櫂)

山桜100万本植樹計画、江東区で

きごさいBASE 投稿日:2016年3月15日 作成者: dvx223272016年3月15日

「山桜植樹記念祭」

~芭蕉の愛でた桜は山桜だった!~

開催のお知らせ

芭蕉ゆかりの地、深川を有する東京都江東区で山桜の植樹式がとり行われます。記念イベントとして山桜100万本植樹計画を進めている「季語と歳時記の会(きごさい)」長谷川櫂代表の講演会が開かれます。東京の桜の満開が予想される頃、ぜひご参加ください。

【日時・場所】平成28年3月27日(日曜日)   〇入場無料〇

*13時30分~ 植樹式(江東区役所前)

*14時30分~ 記念イベント(江東区文化センター)

・狂言「転生」 弘子/真船道朗

・講演「芭蕉と江東区」 長谷川櫂

第5回きごさい全国小中学生俳句大会表彰式が開催されました

きごさいBASE 投稿日:2016年3月2日 作成者: dvx223272025年9月28日

Dsc03243 「第5回きごさい全国小中学生俳句大会」の表彰式が、2月28日に神奈川県立近代文学館のホールにて開催されました。今年から、日本学校俳句研究会との共同開催となり、新たに学校の先生のチームが選ぶ特別賞も新設され、投句数も昨年の3倍に増えました。
大会は、小山正見大会実行委員長の挨拶からスタート。「ここにいる選に入ったみなさんは、応募者の100人に1人という確率ですから、そのことだけでも凄いこと」という言葉に大きくうなずく父兄や受賞者の姿が印象的でした。
表彰式は、長谷川櫂・季語と歳時記の会代表から、ひとりひとりに受賞句の書かれた表彰状が授与されました。その後、高田正子(俳人・季語歳理事)、小山正見(季語歳副代表、日本俳句研究会会長)、長谷川櫂の選者3人からそれぞれが選んだ受賞句の中から、会場に来ている人を中心に一句一句の丁寧な講評が行われ、また、特別賞については、日本学校研究会事務局長の山本新が代表して、それぞれの句の見どころを語りました。会場全員が熱心に耳を傾ける充実の時間でした。
最後に、俳句をメロディーに乗せて歌う元教員のバント「じんましんず」が、舞台に登場。7句分、7曲を事前に作曲し、ギターの伴奏と共に、楽しく、愉快に、しみじみと、俳句ソングを歌い盛り上げ、満員の会場から拍手喝采!受賞者全員がステージに上がり、記念撮影を行い、表彰式は無事終了しました。
今年は、研究会の学校の先生が数多く運営のお手伝いに来ていただいたので、受賞者と両親と先生方の微笑ましい交流風景が見られました。また、付き添いで来られたお母さんのひとりが帰り際に「娘の句についての(選者の方から)直接、お話をしていただいて感激しました」と笑顔で語られていました。
表彰式終了後、運営に関わったメンバーが集まり、来年以降の方向性について、話し合いました。季語歳と日本学校俳句研究会の大会共同開催を機会に、より教育現場に近いところから俳句教育に貢献していくことや、俳句大会参加校については、さらに全国の学校からの投句が広がるよう活動を進めていくことなどが、確認されました。(報告:西川遊歩)

【大賞】    
世界地図の真ん中に置く金魚鉢  中1  藤井和真
      
【小山正見選】    
特選  秋の雲一〇〇一体の喜怒哀楽  中3  加藤圭悟
特選  こたつから目だけ出す僕さがす母  小6  青谷総一郎
特選  秋彼岸先祖と話す糸電話  小3  川村允悠
特選  たけのこや天を貫く志  中1  藤田光基
特選  おねえちゃんさんまがきらいわたしすき  小2  竹田もあな

入選  とまとはねなつのたいよういただきます  小1  柏伊織
入選  ピストルがなったしゅんかん運動会  小5  國澤翔太
入選  はなもさくきょうからぼくも二年生  小2  脇田兼吾
入選  バタ足のしぶきが空の星になる  小3  中田深月
入選  ひまわりのたねがとれたらしんがっき  小3  角早耶香
入選  運動会ゴールテープをきりにゆく  小5  舩越華子
入選  鹿がいる催眠術をかけてみる  中3  滝澤咲紀
入選  おにがしまふっかつしちゃって神の旅  小3  亀井円太郎
入選  秋の恋甘くて苦い宇治抹茶  中3  湖城萌
入選  ぽっくりのすずがきこえる七五三  小1  福田安奈
入選  妹の笑顔と夏のオムライス  小5  武田叶愛
入選  白シャツに落ちない汚れ原爆忌  中3  中村広樹
入選  アイドルになりたいわたしのながれ星  小2  玉いあおい
入選  冬の朝庭一面の霜柱  中1  井上世翔
入選  組体操協力した空五月晴れ  小6  御厨沙良
      
佳作  赤トンボ伏見稲荷に化けてみる  中3  久野莉奈
佳作  ねこじゃらし遊び心をわしづかみ  小6  阿部朱里
佳作  阿修羅像眉間のしわは秋思かな  中3  塙拓未
佳作  風おどる夏のリズムと鼓笛隊  小6  児玉拓也
佳作  秋彼岸ノートにぎっしり二次関数  中3  遠藤綾
佳作  秋の風最終バトンは空高く  中2  髙橋歩
佳作  コスモスがゆれてピンクの海になる  中1  鈴木小梅
佳作  いってきますドア開け桜のカーペット  小6  小早川莉奈
佳作  小春日や幸せプリーズひとつまみ  小6  小杉美緒
佳作  かんらんしゃまどのわくから冬のにじ  小3  嘉門美羽
佳作  神無月悩みの数だけ窓明り  中1  滝下真央
佳作  たんぽぽの右肩上がりのわたの数  小6  奥村素晴
佳作  前まわりにんじゃになって秋の風  小3  宮澤結名
佳作  サングラスやさしい人もこわい顔  小5  長澤胡春
佳作  ふゆのよるわるい子どもは出ておいき  小2  長谷川もか
佳作  こうていのないしょばなしや草の花  小2  水野結雅
佳作  どんぐりは今日もどこかでせいくらべ  中3  加藤悠海
佳作  青い空指にとんぼの飛行場  小4  齊藤琴子
佳作  ナイターで監督きどりの父の指  中3  加藤鈴之助
佳作  水切りの石てんてんと子どもの日  小6  中村一帆
      
      
【高田正子選】    
特選  太陽がかくれられない夏の空  中3  布居光
特選  息白しみんなの歌がひびく時  小4  虎谷和奏
特選  桜の木六年間を知っている  小5  上木貫太郎
特選  放課後はほこりの匂い冬が来る  中1  藤井和真
特選  セミのからへやの柱につけておく  小6  田中孝太朗

入選  清水のおみやげ売り場の新茶かな  中3  末吉彩奈
入選  ハードル走前足ピンと秋の空  小3  浦野友花
入選  あきの風このはのようにさむくなる  小3  石黒凉大
入選  秋雨はさびしいようとふってくる  小4  深井亜沙美
入選  冬の夜星の雫が輝やいて  中3  溝口正明
入選  息白しみんなで汽車になっている  小4  進藤彩花
入選  賞品の箱の大きいのうりょうさい  小4  岩城勇汰
入選  消防士くんれん開始冬の朝  小3  吉田大輝
入選  運動会レジャーシートの花畑  小6  町田優希
入選  あさがおがさくから今朝は早おきだ  小2  高谷承太郎
入選  花の種ふくろの中からはしゃいでる  小4  黒川雅弘
入選  さきすぎて学校の花あふれだす  小5  次田芽依
入選  校庭のはしっこにあるいちょうちる  小3  西広千華
入選  冬の朝楽しい話白くなる。  小4  伊藤大輝
入選  秋風がどんどん寒くなっていく  小6  佐藤秀伍

佳作  教科書が上から下になる冬隣  小5  鈴木和惟
佳作  夏が来るパレットいっぱい青色だ  中3  沖田玲菜
佳作  あげはちょう王者のようにひるがえる  中1  村松祐佳
佳作  こおろぎがみんなの心をあらいだす  小6  横川健勝
佳作  お父さんコーヒーのんで冬の朝  小3  三井優佳
佳作  ひまわりが空に向かえば夏がくる  中3  東山清流
佳作  ぼくだけに風をおくって扇風機  小6  森井朝都
佳作  泣いている 雨降りの日の 雪だるま   小5  角田ルーシー花怜
佳作  海の上いつもの空より星光る  小5  今井智章
佳作  いねの花小さく白くかがやくよ  小3  有村暖
佳作  マラカスでふぶきみたいな音だした  小4  松本貢輝
佳作  らいねんはてんぐをやりたいあきまつり  小1  寺前空
佳作  遠泳の兄へ手をふるすな遊び  小3  大指晴智
佳作  のんびりと私を抜かす赤とんぼ  中2  片岡彩音
佳作  クリスマス僕の心の鈴が鳴る  中2  トカチョフヤン
佳作  約束の友達来ないいわし雲  小4  竹元直大朗
佳作  かんらんしゃ後ろにかかる冬のにじ  小3  中原麟
佳作  上ばきがだんだん小さく秋きたる  小3  鈴木陽南子
佳作  あきらららたしざんできる一ねんせい  小1  まる田ふたば
佳作  まっくらな5時30分冬の空  小3  山本莉子
      
【長谷川櫂選】
特選  ピストルがなったしゅんかん運動会  小5  國澤翔太
特選  かんらんしゃ後ろにかかる冬のにじ  小3  中原麟
特選  青い海空といっしょにうごく秋  小6  西村春輝
特選  世界地図の真ん中に置く金魚鉢  中1  藤井和真
特選  白い息冬からの手紙とどいたよ  小5  箕田誠一郎

入選  宿題があと1ページ夏休み  小4  上岡ある
入選  みあげたら歩きたくなる秋の空  小3  末野美菜
入選  受験生たった一度の長い夏  中3  松橋里奈
入選  薬師寺のお坊さんこそ秋の雲  中3  赤澤菜月
入選  おもいとおもう二学きのランドセル  小2  山下颯汰
入選  秋風に乗り舞い踊る音符かな  中1  小松崎葵
入選  せんぷうき宿題の紙ふき飛ばす  小6  井上慈音
入選  梅の実がまだ緑色月曜日  小6  髙山萌
入選  秋の雲その一ひらを守りたい  中3  石引優介
入選  わかしてもすぐに無くなる麦茶かな  小4  藤井生
入選  運動会1人の勇気大切に  小4  すどう心
入選  リスを見た戦場ケ原秋の道  小6  大髙雪乃
入選  夏が来る全力部活水の中  中3  瓜生田航平
入選  ものほしざおにあめつぶひかるあきのかぜ  小1  若狭芙羽
入選  いわし雲フトンがわりに一休み  小5  豊武尚浩

佳作  空を見てふとでたひと言秋が来た  中3  大森良萌
佳作  風鈴の音で終わりを悟る夏  中3  野田美咲
佳作  とうめいなみずいろみどり冬の水  小3  山本莉子
佳作  雨上がり入道ぐもがわらってる  小2  まつ下そう太ろう
佳作  首をふるおふろやさんのせんぷうき  小3  橋本亜海
佳作  長すぎて食べきれないよ千とせあめ  小3  笹﨑心月
佳作  小春日やひこうきぐもの月曜日  小3  村松奏哉
佳作  渡り鳥一羽遅れてとんで行く  中1  桒田諒哉
佳作  日に焼けた私とノート夏休み  小4  城石礼奈
佳作  そら豆は空の色とはちがう色  小3  とみ田みずき
佳作  ぼくの犬散歩大好き天高し  小5  山田倫大朗
佳作  風ふいてどこまでもいくシャボン玉  中1  鈴木愛彩
佳作  向日葵が笑った日から夏が来る  中3  西垣萌子
佳作  入道雲野球ボールを飲みこんだ  小4  野口周磨
佳作  ねむれないベットがゆれる秋の船  小4  長濱丈
佳作  山眠る大きな声で起こしたい  中1  楊美雅
佳作  すいそうにタニシぐんだんひそんでる  小5  水野太洋
佳作  オオタカが黒いマントをひるがえす  小5  大谷淨見
佳作  あみ戸からとつぜん大きなせみの声  小6  西川知央
佳作  麦藁帽夏の相棒あの日から  中3  西川沙耶
      

【日本学校俳句研究会が選ぶ三十句】    
特別賞  木っきんはやさしくひびく粉雪さ  小4  佐々木葵
特別賞  自転車のギア最大にして秋のくれ  小5  池澤慶悟
特別賞  秋の暮西日できらり管楽器  中3  伊藤綾香
特別賞  日焼けして子じかみたいなうす茶色  小5  小川瑠夏
特別賞  放課後はほこりの匂い冬が来る  中1  藤井和真
特別賞  がんばって!!家族で見守るせみの羽化  小4  笠井咲希
特別賞  寒風よ私のやる気は置いてって  中3  小俣菜摘
特別賞  大量のみかんの箱が祖母の愛  中1  佐々木泉実
特別賞  ちらかった部屋にひっそり秋の風  小4  宮澤絢音
特別賞  あきらららたしざんできる一ねんせい  小1  まる田ふたば
特別賞  一年のスタートにたつチューリップ  小6  福島彩夏
特別賞  しょくたくにつくしをかざるおかあさん  小2  國谷喜一
特別賞  セミの声ぼくの目覚ましぼくの朝  小6  川倉治樹
特別賞  冬の星静かに動くかんらん車  小4  松田美優莉
特別賞  秋の雨かさからはみ出るランドセル  小4  中山優凛
特別賞  七五三しゃしんをとる気になりました  小1  石井良拓
特別賞  鈴虫の音色吸い込む六等星  中3  山上優夏
特別賞  秋の空この手でつかむのぼりぼう  小3  伊藤春輝
特別賞  梅の実がまだ緑色月曜日  小6  髙山萌
特別賞  キャンバスにはみだす程の鰯雲  中3  岡野彩香
特別賞  背が伸びたあの子に会える夏休み  中3  坂本奈菜
特別賞  ペダルこぐ冬の勢い振りきって  中1  藤井和真
特別賞  秋の雲不機嫌になる仁王像  中3  下中修斗
特別賞  時間がねとけていってねもう秋だ  小3  成川愛花
特別賞  ビー玉に逆さに映す初夏の風  小6  細川花鈴
特別賞  夏休み最後の文字はていねいに  小5  佐藤桃香
特別賞  世界地図の真ん中に置く金魚鉢  中1  藤井和真
特別賞  コスモスや乙女心はバスの中  中3  岡野莉奈
特別賞  居間にいる祖母から香るみかんかな  中3  松崎仁美
特別賞  とんぼはねゆうびん局のおつかいだ  小4  舟山莉咲

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