榎の実(えのきのみ) 晩秋
【解説】
榎はニレ科エノキ属の落葉高木。本州、四国、九州の山地に自生する。四月から五月にかけて、淡黄色の花を咲かせる。実は直径七ミリくらい。球形で十月頃赤く熟す。甘いので鳥に好まれる。
【例句】
木にも似ずさてもちいさき榎の実かな
鬼貫「大悟物狂」
榎の実散る椋鳥の羽音や朝嵐
芭蕉「笈日記」
【解説】
榎はニレ科エノキ属の落葉高木。本州、四国、九州の山地に自生する。四月から五月にかけて、淡黄色の花を咲かせる。実は直径七ミリくらい。球形で十月頃赤く熟す。甘いので鳥に好まれる。
【例句】
木にも似ずさてもちいさき榎の実かな
鬼貫「大悟物狂」
榎の実散る椋鳥の羽音や朝嵐
芭蕉「笈日記」