啓蟄(けいちつ) 仲春
【子季語】
驚蟄
【解説】
二十四節気の一つで三月六日ころ。「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土の中で冬ごもりしている虫」の意で、冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて穴から出てくるころとされる。実際に虫が活動を始めるのはもっと暖かくなってからである。
【来歴】
『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。
【実証的見解】
初春の項参照
【例句】
啓蟄を啣へて雀とびにけり
川端茅舎「川端茅舎句集」
啓蟄や葬の騒ぎのひとしきり
日野草城「花氷」
【子季語】
驚蟄
【解説】
二十四節気の一つで三月六日ころ。「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土の中で冬ごもりしている虫」の意で、冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて穴から出てくるころとされる。実際に虫が活動を始めるのはもっと暖かくなってからである。
【来歴】
『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。
【実証的見解】
初春の項参照
【例句】
啓蟄を啣へて雀とびにけり
川端茅舎「川端茅舎句集」
啓蟄や葬の騒ぎのひとしきり
日野草城「花氷」