↓
 

季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

投稿ナビゲーション

← 古い投稿
新しい投稿 →

小鮒草(こぶなぐさ) 仲秋

季語と歳時記

【子季語】
八丈刈安
【解説】
全国の田や畔、野原などに広く分布する、イネ科の一年草。高さは二十センチから五十センチくらい。葉は笹に似て、基部は茎を巻く。九月から十一月ころ茎の先端に紫褐色の穂状の花をつける。八丈島では刈安とよび、黄八丈の染料にする。
【科学的見解】
小鮒草(コブナグサ)は、野原や水田付近でふつうに見られる一年草である。茎は直立せず、匍匐して成長していく。和名は、葉の形を小さい鮒に見立てたものである。(藤吉正明記)

タグ: etc

刈安(かりやす) 仲秋

季語と歳時記

【子季語】
黄草/かきな/かいな/そめしば
【解説】
イネ科の多年草。ススキによく似ているが、ススキより全体に小さく、八十センチから一メートルくらいで、穂状花序の数も少ない。本州の山地や草原に群生し乾燥させ黄色の染料とする。八丈島ではコブナグサを刈安と呼ぶ。
刈安 かりやす
【科学的見解】
カリヤスは、イネ科の多年草で、本州東北南部から近畿北部の山地の日当たりの良い場所に生育する。古来より黄色の染料として活用されてきた染料植物でもある。カリヤスは、イネ科ススキ属であるため、ススキに似た形をしているが、ススキよりは小型となり、近いものとしてはカリヤスモドキが山地の草原に生育している。カリヤスモドキは葉の裏側に毛があり小穂に芒(のぎ)と呼ばれる毛が存在する点でカリヤスと区別することができる。(藤吉正明記)

タグ: etc

めなもみ 仲秋

季語と歳時記

【子季語】
気連草(めなもみそう)/もちなもみ
【解説】
キク科の一年草。全国の山地、荒地、林道の脇などに自生。茎は角ばって毛が密生している。葉は対生し裏面は柔らかな毛で覆われる。花は黄色で筒小花と舌状花からなり、五つの総苞片を持ち粘液をだす。オナモミに対する名であるが、余り似ていない。花期は九月頃で果実は粘毛があり、衣服につきやすい。
【科学的見解】
メナモミは、北海道から九州の山野に生育する一年草である。開花後、成熟した種子は、野生動物や人間に付着することで散布される。近縁の種としては、コメナモミが挙げられ、メナモミより葉が小さくなるのが特徴である。(藤吉正明記)

タグ: etc

狗酸漿(いぬほおずき/いぬほほづき) 仲秋

季語と歳時記

【子季語】
山酸漿/黒酸漿/潮酸漿
【解説】
ナス科の一年草で温帯、熱帯に分布し、日本でも北海道から沖縄の道端、畑などに生える史前帰化植物。五十センチ前後の茎はよく枝分かれし、六センチほどの卵形の葉をつける。夏、花枝に数個の白い小花をつける。秋、球形の実は熟すと黒くなる。ソラニンを含み有毒。
【科学的見解】
イヌホオズキは、北海道から琉球及び世界の熱帯から温帯域に広く分布しているナス科の一年草である。近縁種としては、茎が角ばってしばしば短いとげがまばらにつくテリミノイヌホオズキが存在し、九州から琉球に分布している。その他、近年外国から侵入したアメリカイヌホオズキも荒地や畑などでよく見かける。(藤吉正明記)

タグ: etc

田五加(たうこぎ) 仲秋

季語と歳時記

【子季語】
虱草/狼把草
【解説】
日本全国の田や畔、水田、湿地などに生えるキク科の一年草。丈は一メートル近くにも及ぶ。葉は対生し三つから五つに深く裂けるが、上部の葉は裂けない。筒状花の黄色い花を枝先に一つ八月から九月頃つける。実は扁平で二本のトゲを持ち歯のような形をしている。
【科学的見解】
タウコギは、日本全土及び世界の温帯から熱帯に広く分布するキク科の多年草である。本種の頭花には、舌状花はなく、筒状花のみで構成されている。似た種としては、アメリカセンダングサが挙げられるが、アメリカセンダングサの頭花には小さな舌状花が存在する点で区別できる。(藤吉正明記)

タグ: etc

朝霧草(あさぎりそう/あさぎりさう) 初秋

季語と歳時記

【子季語】
朝霧草の花/白山蓬
【解説】
キク科、ヨモギ属の多年草。原産地は日本で高山の岩場や海岸の崖などに自生。丈は十センチから三十センチくらいで茎はよく分枝してやや斜めに成長する。夏に黄色い花をつけるが、小さく下向きの頭花は目立たない。茎や細い葉全体が白銀の毛で覆われ美しく観賞用にも育てられている。
【科学的見解】
アサギリソウは、本州(北陸と東北地方)と北海道の高山や岩場に生育する木本性のキク科植物である。葉には銀白色の絹毛が密生し、細かな切れ込みが入るところが特徴である。観葉植物として、暖かい地方でも栽培されるが、花を付けないことが多いとのことである。同属近縁種としては、同じ高山域に生育するキタダケヨモギが知られている。(藤吉正明記)

タグ: etc

田村草(たむらそう/たむらさう) 初秋

季語と歳時記

【子季語】
玉箒/山箒
【解説】
一見アザミに良く似ているが葉にトゲがない。アザミと同じキク科であるが、アザミはアザミ属。こちらはタムラソウ属。丈は一メートルを越え山野では目立つ。花期は八月から十月で頭花は四、五センチ。別名の玉箒は花の姿からとも言われている。
【科学的見解】
タムラソウは、本州から九州の山地の草原に生育するキク科の多年草である。花序は、紅紫色の筒状花のみが集合した頭花を形成する。近い仲間としては、ヒゴタイ、オケラ、キツネアザミなどが挙げられるが、花の色や形が異なるために、容易に区別がつく。(藤吉正明記)

タグ: etc

施覆花(おぐるま/をぐるま) 初秋

季語と歳時記

【子季語】
小車
【解説】
キク科の多年草で、田の畔や川岸など日当たりの良い湿地を好む。高さは六十センチくらいで葉は互生する。茎は上部で分枝し、その先に菊に似た黄色い花を七、八月頃一個ずつ付ける。花を牛車の車輪に見立てこの名がある。施覆花は漢方の生薬の呼び名で、利尿胃健の働きがある。
【科学的見解】
オグルマは、北海道から九州に分布するキク科の多年草である。キク科特有の舌状花と筒状花を併せ持った黄色の頭花を形成する。近縁種としては、葉が細くなるホソバオグルマが存在する。(藤吉正明記)
【例句】
小車は不便なる花のかづらかな
才麿「椎の葉」

タグ: etc

蟻穴を出づ(ありあなをいづ) 仲春

季語と歳時記

【子季語】
蟻出づ/蟻穴を出る
【解説】
春、暖かくなって蟻が地下から出てくること。餌を求めて盛んに動き回るさまには、春を迎えた喜びが感じられる。
【例句】
蟻出るやごうごうと鳴る穴の中
村上鬼城「ホトトギス雑詠選集」

タグ: etc

小浜菊(こはまぎく) 仲秋

季語と歳時記

【解説】
キク科の多年草で、浜菊に似るが全体に少し小さい。太平洋沿岸の関東から北海道にかけ分布するが、青森では日本海側にも自生する。花期は浜菊より少し遅い。浜菊は葉がヘラ形であるが、小浜菊のほうは卵型で五つの浅い切れ込みがあり、長い柄をもつ。
【科学的見解】
コハマギクは、キク科キク属の多年草で、北海道と東北地方の海岸岩上に生育する。栽培しやすいことから、公園等のロックガーデン向けに植栽利用されている。コハマギクは、茎先端に筒状花と舌状花をあわせもつ頭花を単生させる。(藤吉正明記)

タグ: etc

投稿ナビゲーション

← 古い投稿
新しい投稿 →
ことば検索


ヒット項目が多くなりすぎる季語です。下の文字を直接、クリックしてください。

春、梅、桜、花、夏、祭、秋、月、冬、雪、初春

 きごさいBASEへ


季節文化を発信

NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会)は、ネット歳時記「きごさい」を中心に季節文化を発信する仕事をしています。その活動はボランティアのみなさんの力で運営されています。賛同される方はご参加ください。

きごさいの仕事

  • インターネット歳時記「きごさい歳時記」
  • 山桜100万本植樹計画
  • 「きごさい」の発行
  • きごさい全国小中学生俳句大会
    • これまでの受賞句

メニュー

  • top
  • デジタル句集
  • お問合せ
  • 管理

リンク

  • きごさいBASE
  • カフェきごさい
©2026 - 季語と歳時記
↑