【子季語】
年越蕎麦、つごもり蕎麦
【解説】
大晦日の夜に食べる蕎麦。商家では大晦日の夜は明け方まで忙しかったので腹ごしらえのために蕎麦を食べた。今では、長寿につながる縁起のよいものとして食べられる。
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皸(あかぎれ)晩冬
【子季語】
あかがり、皸薬
【解説】
寒さにより血行が悪くなった手足に乾燥が加わり、皮膚の表面に亀裂が生じ裂けた状態。血が出ることもある。
【例句】
皸やほそ谷川は石高み
才麿「後しゐの葉」
あかがりをいざ灸せばや苅干火
惟然「猿舞師」
皸をかくして母の夜伽かな
一茶「文政版句集」
大いなる皸の手の尊しや
長谷川櫂「初雁」
スキー(すきー)三冬
竹瓮(たつぺ)三冬
鷹匠(たかじょう、たかじやう)三冬
【子季語】
鷹師
【解説】
鷹の飼育訓練を行い鷹狩りに従事する役職名。公家、武家に仕え、江戸時代最も栄えた。現在も宮内庁にはこの職名がある。
暦売(こよみうり)暮
【子季語】
暦配
【解説】
かつては十二月になると、街角で暦売が暦を立ち売りしていた。又神社の使丁が干支九星の暦を売って歩いた。今でも暮になると、大きな神社の境内などでは暦売を見ることができる。
【例句】
君が世や寺へも配る伊勢暦
一茶「寛政句帖」
大道に声横たふや暦うり
草億「野梅」
暦売南無観音の扉かげ
川端茅舍「華厳」
暦売古き言の葉まをしけり
松本たかし「たかし句集」
弾初(ひきぞめ)新年
天瓜粉(てんかふん、てんくわふん)三夏
【子季語】
天花粉、汗しらず
【解説】
黄烏瓜の根から作った白色の澱粉。子供の汗疹、ただれなどを防ぐのに用いる。現在では滑石を主原料にして作る。ベビーパウダーもその一種。
【例句】
生れきてこの世に十日天瓜粉
長谷川櫂「蓬莱」
風呂吹(ふろふき)三冬
秋耕(しゆうこう、しうかう)三秋
【子季語】
秋起し
【解説】
取り入れのあと田畑を耕すこと。一毛作では藁などを漉きこみ土の風化を早めて来春の作付けに備える。水田における裏作の場合は、田を起こして新しく畝をつくり、ムギやナタネなどを植える準備をととのえる。




