↓
 

季語と歳時記

きごさい歳時記

カテゴリーアーカイブ: f動物

投稿ナビゲーション

← 古い投稿
新しい投稿 →

千鳥の巣(ちどりのす) 三春

季語と歳時記

【解説】
日本では十二種のチドリが記録されているが、繁殖しているのはそのうちの五種。巣は荒れ地や草地のへこみを使い、そこに小石や枯草などを敷いたもので、三、四個の卵を産む。卵の色は周囲にまぎれるように模様がある。
【例句】
闇の夜や巣をまどはして鳴く千鳥
芭蕉「猿蓑」

タグ: etc

鳩の巣(はとのす) 三春

季語と歳時記

【解説】
鳩の営巣期は四月から六月頃。営巣場所は雄が決めて材料を運び、雌が巣をつくる。五、六メートル以上の樹上に小枝を重ねて皿形の巣をつくるが、作りは粗い。卵の数は二個。
【科学的見解】
一般的に身近な場所に留鳥として生息しているハト類は、ハト科のキジバトとカワラバト(ドバト)の二種が知られている。キジバトは在来の野鳥であるが、カワラバトはユーラシア大陸に生息する野生種のハトから伝書鳩等の家禽として作られた個体が野生化した外来種である。キジバトは低山や山地の森林から市街地まで広く分布しているのに対し、カワラバトは主に都市部や寺院等の人為的な影響の強い場所で生息または繁殖している。両種ともに一年を通して繁殖しているが、夏から秋にかけて繁殖する個体が多く、年に何度も営巣する。巣は、樹木の枝分かれした部分もしくは葉が茂った場所に枯れ枝を組み合わせて簡素な形で作られる。(藤吉正明記)

タグ: etc

雀の巣(すずめのす) 三春

季語と歳時記

【子季語】
巣引雀(すびきすずめ)/巣藁雀(すわらすずめ)
【解説】
雀の営巣期は早春から夏にかけて行われ、人家の屋根裏や瓦の隙間、廂裏などにつくる。煙突、高い木の枝の上、古木の空洞などにもつくることもある。材料は藁、枯草、小枝、草の根など。産卵は年二、三回で、一回に五~八個の卵を産む。「雀のお宿」などいわれるように人間とのかかわり合いが深い。
【科学的見解】
スズメは、スズメ科の野鳥であり、日本全国に留鳥として広く生息している。近縁種としては、ニュウナイスズメや近年北海道で確認されているイエスズメが知られている。本種は、雨の当たらない隙間等を営巣場所とするため、人家付近にいる場合が多い。春から繁殖期に入り、年一回から三回産卵する。営巣場所は人家の屋根付近の隙間が多いが、近年ではコンクリート壁面に水抜きのために設けられたパイプの中等も営巣場所として利用している。繁殖期以外の時期は群れになり、夜になると葉の茂った大きな樹木や竹林等で集団ねぐらを形成する。(藤吉正明記)
【例句】
巣はあだに軒の雀の声高き
白雄「白雄句集」

こと更にがしかましさや雀の巣
三巴「新類題発句集」

人も来ず神殿古りて雀の巣
正岡子規「子規全集」

タグ: etc

わたこ 三春

季語と歳時記

【子季語】
わたか/わたうお/うまうお/わだか/
【解説】
コイ科に属する琵琶湖特産の魚で、体長は三十センチほど。鮒に似ている。小骨が多いが食用にもされる。

タグ: etc

鮒の巣離れ(ふなのすばなれ) 初春

季語と歳時記

【子季語】
鮒の巣立ち
【解説】
冬の間、沼や川の深いところで冬眠していた鮒が春になり、水がぬるんできて動きはじめることをいう。食欲が旺盛で釣りにもよくかかるようになる。

タグ: etc

初鮒(はつぶな) 晩春

季語と歳時記

【解説】
冬、水温の低い間は餌もほとんど食べず冬眠状態だった鮒が春になり、水温が上がってくると活動を始める。産卵のため浅瀬に寄り、食欲も旺盛になって漁によい季節となる。春となり、はじめてとれた鮒ということから初鮒という。
【例句】
初鮒や昨日の雨の山の色
視山「新類題発句集」

タグ: etc

子持ち鮒(こもちぶな) 晩春

季語と歳時記

【子季語】
春の鮒/春鮒
【解説】
三、四月頃の卵をもった鮒のこと。産卵期は三月下旬から六月下旬。

タグ: etc

鵲の巣(かささぎのす) 三春

季語と歳時記

【解説】
鵲の営巣期は二、三月頃で、高い木の上に木の枝などを積み重ねて径一メートルほどの球形の巣をつくる。側面に出入口があり、高さは地上四~二十メートル。七、八メートルであることが多い。電柱などにつくることもある。三、四月頃に産卵、一回に五~八個の卵を産む。
【科学的見解】
カササギは、カラス科の鳥類で、九州佐賀平野を中心に留鳥として生息している。近年では、長野県や北海道でも目撃や繁殖等が確認されている。本種は、主に市街地や集落近くで生活し、木の実のほかに、畑等で小動物も捕食する。巣は、樹上の大枝や電柱上部に枯れ枝を積み重ねて作り、主に雄が巣材を運び、雌が巣を整えるようである。巣の材料は、主に樹木の枯れ枝が利用されているが、市街地に近いところで営巣するせいかハンガー等の人工物も一部利用される。産卵期は二月から五月で、五個から六個程度産卵する。(藤吉正明記)

タグ: etc

鷺の巣(さぎのす) 三春

季語と歳時記

【解説】
鷺の営巣は、単独で行うものと、小鷺などシラサギ類や五位鷺などのように一ヵ所に集まって集団で行うものがある。この集団営巣地は「鷺山」として知られている。繁殖期はだいたい三月下旬から四月下旬頃で、巣は高い木の枝上や竹藪などにつくる。材料は主に木の小枝、ほかに竹の枝や葉、藁など。薄い皿形で、粗い作りのためあまり堅固ではない。
【科学的見解】
日本で留鳥もしくは夏鳥として飛来してくるサギ類は、サギ科に属し、十数種が知られている。そのうち身近な環境で見られる種は、コサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギ、ミゾゴイ等である。それらの繁殖期は、四月から九月までであり、年一回の繁殖が普通である。一般的に巣は、地上の敵から雛を守るために、針葉樹や広葉樹の樹上や梢付近に作ることが多いが、水辺の浮島等外敵の侵入がないような繁殖地では地上で営巣する場合もある。(藤吉正明記)
【例句】
鷺の巣に見覚えぬ木はなかりけり
鳧石「発句題叢」

タグ: etc

雲雀の巣(ひばりのす) 三春

季語と歳時記

【解説】
田畑や草原、海浜など広いところを好むひばりは、日本各地に巣をつくり、空高くさえずる。最もよく聞かれるのは繁殖期である二月から六月。ひばりが鳴くのは巣の周辺の縄張りを仲間につげるため。巣の材料には草の根や枯草などを用い、形は杯形。直接巣から飛び上がったり、巣へ降りたりしない。巣から何メートルか離れたところで飛び降りするが、これは巣の位置を人や動物に悟られないためとされる。

タグ: etc

投稿ナビゲーション

← 古い投稿
新しい投稿 →
ことば検索


ヒット項目が多くなりすぎる季語です。下の文字を直接、クリックしてください。

春、梅、桜、花、夏、祭、秋、月、冬、雪、初春

 きごさいBASEへ


季節文化を発信

NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会)は、ネット歳時記「きごさい」を中心に季節文化を発信する仕事をしています。その活動はボランティアのみなさんの力で運営されています。賛同される方はご参加ください。

きごさいの仕事

  • インターネット歳時記「きごさい歳時記」
  • 山桜100万本植樹計画
  • 「きごさい」の発行
  • きごさい全国小中学生俳句大会
    • これまでの受賞句

メニュー

  • top
  • デジタル句集
  • お問合せ
  • 管理

リンク

  • きごさいBASE
  • カフェきごさい
©2026 - 季語と歳時記
↑