【子季語】
地蔵会、地蔵祭、地蔵参、辻祭、六地蔵詣、地蔵幡
【解説】
地蔵盆は子供たちの縁日である。全国の地蔵堂で行われるが、特に京都は盛んで、各町内に祀られているお地蔵さんを囲んで、西瓜やお菓子などをいただく。子供たちにとって夏の終りの楽しい行事である。二十四日が地蔵の縁日で、地蔵盆は八月二十四日に行われることが多い。
【例句】
地蔵会やちか道を行く祭り客
蕪村「夜半叟句集」
大樹下の夜店明るや地蔵盆
杉田久女「杉田久女句集」
地蔵会や木の根二間を掃さうじ
松瀬青々「妻木」
【子季語】
地蔵会、地蔵祭、地蔵参、辻祭、六地蔵詣、地蔵幡
【解説】
地蔵盆は子供たちの縁日である。全国の地蔵堂で行われるが、特に京都は盛んで、各町内に祀られているお地蔵さんを囲んで、西瓜やお菓子などをいただく。子供たちにとって夏の終りの楽しい行事である。二十四日が地蔵の縁日で、地蔵盆は八月二十四日に行われることが多い。
【例句】
地蔵会やちか道を行く祭り客
蕪村「夜半叟句集」
大樹下の夜店明るや地蔵盆
杉田久女「杉田久女句集」
地蔵会や木の根二間を掃さうじ
松瀬青々「妻木」
【解説】
七月十七日。俳人川端茅舎(本名信一、一八九七~一九四一)の忌日。東京生まれ。「渋柿」「雲母」などに投句したのち、高浜虚子に師事。約二十年間病臥にありながら「茅舎浄土」と言われる独自の表現世界を創出した。
【解説】
俳人杉田久女の忌日(一九四六年一月二十一日)。本名は杉田久子。情熱的で芯の強い作風。代表作に「白妙の菊の枕をぬひ上げし」
【子季語】
納札
【解説】
歳末に神社やお寺から翌年の新しいお札を受け取り、今年の古いお札を社寺に納めること。社寺には納札所があり、納められた札は炊きあげられる。
【例句】
守り札古きはへがれ給ひけり
一茶「九番日記」
【子季語】
金風忌
【解説】
俳人高野素十の忌日。一九七六年十月四日。客観的即物的な作風で、「ホトトギス」四Sの一人に数えられた。
【子季語】
春星忌、夜半亭忌
【解説】
陰暦の十二月二十五日。江戸中期の俳人で江戸俳諧中興の祖といわれる。詩情豊かな俳句は今なお多くの人に愛されている。絵もよくたしなみ「春星」など画号も多い。
【例句】
蕪村忌や残る尾花の田舎寺
岡本癖三酔「癖三酔句集」
【子季語】
年参り
【解説】
大晦日の夜、寺社に参籠して新年を迎えること。新しい年を起きて迎えるという風習から始められた。
【例句】
月もなき杉の嵐や年籠り
召波「春泥発句集」
春届く文したためつとし籠り
几董「井華集」
年ごもり鏡の中にすわりけり
暁台「暁台句集」
とし籠りもみ火の御灯拝みけり
白雄「白雄句集」
とかくして又古郷の年籠り
一茶「八番日記」
【解説】
十二月二十日。原石鼎(一八八六~一九五一)の忌日。島根県生れの俳人。京都医専に学ぶが中退。兄の診療所を手伝う。療養生活が長かった。虚子に見出され前田普羅と並び称された。
【子季語】
魂送り
【解説】
盆の十五日または十六日に先祖の魂を送るために焚く火。豆殻、苧殻などを家の門のところで焚く。
【例句】
なつかしや送火にさそふ風の色
来山「渡し舟」
はづかしと送り火捨てぬ女がほ
言水「大湊」
送火の山へのぼるや家の数
丈草「草苅笛」
送り火や顔覗きあふ川むかひ
太祇「太祇句選」
送り火や今に我等もあの通り
一茶「句帖写」
いとせめて送火明く焚きにけり
長谷川零余子「雑草」
送り火をして連れもなく妻帰る
原石鼎「原石鼎全句集」
送り火や帰りたがらぬ父母帰す
森澄雄「四遠」